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Interface
Pentagon I
Z3ta+がプロの間で定番となり名を馳せたrgc:audioによるバーチャルアナログシンセサイザー。
SONAR5から引き続き、SONAR6 PEにバンドルされている他単体での販売もされている立派なプラグインです。
個人的にかなり楽しみにしていたシンセなので嬉しく思いながら、レビューいきましょう。

まず、とにかく、音がデカイです(笑)
単純にデカイんです。十分ボリュームを下げてから使いましょう。
基本スペックは、4オシレーターの2フィルター、5EG、4LFOで、歪みを加えるドライブやモジュレーション、ディレイ、EQといったエフェクトも装備しています。
さらにアウトプット部にはアンプをモデリングした、質感を作るためのエフェクトが用意されていてちょっと珍しいです。
パッと見た感じ非常にゴチャゴチャしていますが、これは単純にEGやLFOを一画面に全部出しているためで、ちょっと慣れれば使いやすいインターフェースです。

シンセの方向性としては、ジューシーで太い音色を作り出すビンテージアナログタイプですね。
FMとかもありますが、今時のよくある洒落たハイブリッド路線よりはもっと無骨な感じで、力強く強烈な音にこだわっている印象です。
出音の印象は、抜群。太くてコシがあって鮮烈で、張り付くような音圧。素晴らしい音です。
アナログシンセのようにしっかりした滑らかな音色が欲しい時にはいいですね。

基本として用意されている波形の種類は多くないですが、ユーザー波形としてPCMを読み込んで使うことができ、そのPCMに最初からmoogの波形など色々用意されているので拡張性があります。
波形を拡張せずとも、ファクトリープリセットは幅広く色々な音が入っていて十分に楽しめる内容。
特に印象に残るのがスウィープ系のシンセパッドで、どれも暖かみや迫力、滑らかさがあり良い響きです。このシンセの得意分野なのか、多くのプリセットが用意されています。
プリセットは全体的に主張の強い音色が多く、凡用的な音を求めている時には困るかもしれませんが勢いがあって好印象です。
リードやベースは切れ味保証済みって感じですが、FMを使ったベル形の音色やエレピ、オルガンなんかも鮮やかですね。
ただひとつ、ここまで音色数があると目的の音色を探すのも大変なのでもっとわかりやすくカテゴリーごとに分けてほしかったですね。

使っていてとにかく思うのは、シンセを構成する各パーツがとてもしっかりしているということ。
オシレーターは音に迫力があって倍音が気持ちよく出ていますし、フィルターもとても切れがよく、EGやLFOでスウィープさせても本当に滑らかで気持ちがいいです。
アンプのEGも、数値をゼロにすれば本当にプチっと消える感じだったり、その辺の作りが甘くないのでしっかりとした使い込みに堪えるシンセですね。

フィルターはマルチモード(LP/HP/BP/BR)が2基。
これ利きが良くて使いやすいフィルターなんですが、並列で分けて使うか直列で繋げるかなど選べるのが最高です。
しかも各オシレーターはFilter1・2に送るバランスを設定出来るのです。
なので例えば、オシレーターの1と2はFMでベル系の倍音を作りフィルターの1に送ってハイパスで余計な低音をカット
オシレーター3と4はノコギリ波を重ねてデチューンさせた後フィルターの2に送り、そこではローパスで滑らかに倍音を抑えてパッド系の音にする
といった具合にセッティングして、ベルとパッドがレイヤーしたような音を作ることも可能です。
各パーツがよく出来ている上に構造が柔軟なので、音作りの幅が広いですよね。

●サンプルソング(ドラム以外Pentagon I)

サンプルソングはエフェクトやコンプ・リバーブ・コーラス等と使っていますが音を大きく変えるタイプの外部エフェクトは使用していません。
使いやすいし、何より出音が強烈で良いシンセです。
負荷はそれほど高くありませんが、長いリリースを持つ(ポリ数を多く使う)音色になってくるとかなり重くなったりもします。



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