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SUPERWAVE P8    (Free.VSTi)
2オシレーターのヴァーチャルアナログポリフォニックシンセ。
フリーウェア界では定番シンセのひとつで、特に音を複雑にデチューンさせるトランス定番の「スーパーソウ」が作れるので、トランスには重宝されます。
インターフェースが大きいので画像は縮小したわけなんですが、パッと見はかなりゴチャゴチャして複雑そうだったりします…早速インターフェース関係から見ていきましょう。

ツマミ・スライダー・スイッチが所狭しと敷き詰められ、黒い外観で、シンセ初心者なんかには特にとっつきにくそうな印象。
しかしまぁ、一度冷静になって見てみると区切りで上からふたつめにあたるオシレーター(OSC)なんかがある場所がいわゆるシンセの「核」で、その他はLFO・エフェクトや細かい設定の場所になっています。
これといって物珍しい考え方や機能を採用しているシンセではないと思われますが、基本的な部分が細かく設定出来るようになっていて、しかもそれを階層構造で埋もれさせず一見して状態がわかるようになっているので多少パネル上が混雑しているようです。
 2オシレーター、2フィルター、2アンプエンベロープ、2LFO、2ディレイなどを装備。
フィルターとアンプはオシレーターごとに独立して用意されています。
これによりオシレーター1と2をほぼ独立して扱えるのは柔軟な部分でしょう。
オシレーターがふたつくらいあるシンセはいくらでもありますが、多くは簡便性も考えフィルターは共有だったりします。
SUPERWAVEP8ではしっかりそれぞれに用意されているということで、PANまで振り分けられるので広い視野で音が作れそうですね。
ただこのフィルターを直列で繋ぐ設定が出来たりなどのモジュラー構造はもっていないので、1オシレーターのシンセがふたつ繋がってるというような考えがわかりやすいかもしれません。
 音作りの流れは、パネル中段のオシレーター関係の場所で基礎部分を作り、LFOやエフェクトで味付けという伝統的な方式。


さて出音ですが、プリセットを聴いていってまず惹かれるのはやはりSUPERSAW(笑)
しっかりと得意音色があるのは素晴らしいことです。
全体的な印象としては「どうだ力強いだろ!」的な音ではなく、キレイなデジタル系です。
プリセットはなかなか秀逸で、パッドやベースから効果音的なものまでSUPERWAVEP8のキャラクターを活かしてしっかり作られています。
ただ、やはりデチューンがかかった音色が多く、さらにオシレーターをパンで左右に振って広がり感を出してたりするので、プリセット単体で聴いた時の映えは良いんですがアンサンブルで多用するとゴチャゴチャして締まりが悪くなりやすいのは注意ですね。
パッと見多機能そうで、実際パラメーターも豊富なこのシンセですが案外得意分野に特化している印象です。
当然色々な使い方が考えられるんですが、「SUPER WAVE DETUNE」を使った必殺のデチューン音色に特化させて使ってやるのがこのシンセの王道的な使い方でしょう。
個人的にはやはりトランスが良さそうだと思いました。

一通りいじってみての感想としては、確かな得意分野を持ちながらユーザーが「ちょっとここをこうしたい」と思った時その要望に応えてくれるような柔軟性があるシンセ。
個人的には、出音がもう少しアタック感がありしっかりした音ならばなお良しという感じもありますが、フィルターはよく効きますし全体の完成度はかなりのものです。
LFOやディレイタイムがビートにシンクさせられるのも嬉しいところ。トランス好きにはマストアイテムでしょう。

●サンプルソング(ドラム以外SUPERWAVEP8、外部エフェクトはマスターコンプのみ)

まずはプリセットだけでも結構楽しめます。
負荷は軽め。

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