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U-NO-60 (VSTi)
年季を感じさせる見た目の6ボイスバーチャルアナログシンセサイザー。
比較的ツマミ・スライダー類は少なく、シンプルな印象ですかね。
あるハードウェアシンセサイザーを模して作られているようですが、元のシンセを特に知っているわけでもないので比較は無しの方向でレビューします(笑)

機能は絞られていますが、出音はコシがありかなり良い感じです。
プリセットに入っているベース・リード・ブラス・パッド…どれも使えそうな音。
個人的には特にベースが気に入りました。
出音の独特の質感はウォームな印象で、個人的になんとなくアナログを連想します。
オシレーターは3基で、パルスワイズモジュレーションが可能なパルス波と鋸波、サブオシレーターとしてのパルス波で波形は固定されてます。
倍音がしっかり出ていて使いやすい感じのオシレーターですね。
ノイズジェネレーターもあり、オシレーターに重ねて鳴らす他オシレーターを切ってノイズだけにすることも可能。

フィルターはいわゆるレゾナンス付きの24dBローパス。
下げきればしっかり音が消えるし、レゾナンスで発振も出来るので良い具合です。
利き方が不自然でないので使いやすいですね。
そしてこのシンセはこれといって特殊なモジュレーションを持ち合わせていないのですが、このフィルターにベロシティトラッキングだとかキーボードトラッキングが使えるので、上手く表情をつけられるようになっています。
ノイズジェネレーターとレゾナンスの発振を使って笛を吹かせてみるのもアリです。

EGとLFOは見慣れたシンプルな形式。
ADSRは短いタイムに強いタイプですね。
シンプルながら、フィルターにEGのかかりを逆にするスイッチが付いていたり、色々な音を作るための工夫が入ってます。

サブ的なところでは、コーラスエフェクトが内蔵されてます。
これが結構キレイにかかって、簡単に音に艶と広がりが出るので重宝しそうですね。
ただし手軽に聴き栄えが良くなってしまうので使いすぎに注意ってところでしょうか。
その他マスターチューンやボリューム、オクターブ切り替えなどが付いていて気が利いてます。

問題は、かなりCPU負荷が重いってことです。
一応デュアルコアCPUでレイテンシー10msec近くの環境ですが、リリースの長い音色を使っていると5台も同時再生出来ませんでした。
ただそこはCPU負荷を抑えるスイッチが付いてますので、オンにすることで劇的に軽減はされます。
制作中はオンにしておいてオーディオに書き出す時にオフにするといいですね。

●サンプルソング(音源はU-NO-60のみ。外部エフェクト多用)

「あの機能があれば」というのはいくらでもありますが、まぁこれはこういうシンセですので。
ジューシーで粘りのある音がシンセらしくて良いので、音の魅力で使える場面も多いと思います。
スライダーやツマミが細かくいっぱいあればいいってもんじゃないってわけですね。


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