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シンセ音色の定番にシンセブラスというものがあります。 これはその名の通りシンセで作るブラスっぽい音のことで、古くはプロフェット5などのアナログシンセの名機が素晴らしいシンセブラス音色を出すことで有名です。 現在に至るまで幅広いバリエーションでシンセブラス音色は好まれており、DreamStationもまたそういう音色を作るのに適していますので、今回一例をやってみたいと思います。 シンセブラスは非常に音色として使いやすく定番であるため、いわゆるPCM音源にも必ずといっていいほど収録されています。 例えばとあるPCMシンセのシンセブラス音色はこんな感じ。 コードバッキングとかでよく聞きますね。 よく使う音色なだけに、オリジナルで作りたくなったりもします。 PCM音源のものを使うよりやはり自分で作った方が融通が利きますしね。 ということで工程ごとにポイントを見ていきましょう。 今回のセッティング ![]() ※画像クリックで音色ファイル(.dsi)をダウンロード出来ます。 1.OSCILLATOR1で矩形波を選択、pwidthを60%に。 Pulse Wave(矩形波)は倍音が管楽器に近い性質を持っているため、ブラス系の音を作るときによく使われます。 ちなみにpwidthをひねると矩形波の倍音の感じが変わるので、試しにグリグリやってみるといいかもしれません。 さらに波形を重ねていきます。 2.OSCILLATOR2で鋸波を選択。fineを10%に。OSCILLATOR3でも鋸波を選択。fineを-10%に。 実はこのオシレーターの部分が物凄く肝であり(まぁVAシンセはいつでもオシレーターが肝ではありますが今回は特に最終的にダイレクトに出ますので)好みに左右される部分です。 基本的には倍音を多く含む矩形波か鋸波を重ね、派手で明るい音を作ります。 FMやRingなどの変調は基本的に使いません。 ここではデチューンして重ねて派手なキャラクターを作ることにしました。 3.AMPLIFIERの設定。A20%、R10%、gainを70%に。 アタックとリリースを緩やかにすると「柔らかい」音になり、馴染みも良くなります。 最速の設定のままでは耳あたりがキツくて、コードバッキングに使おうという想定に合わないので多少緩くします。 また、gainを軽くひねってタッチによって強弱をつけられるようにしておきましょう。 音量を一定にしたい場合は100%のままでOKです。どういう演奏に使うかによります。 4.FILTERの設定。LP1を選択しcutoffを60%、A10%、D30%、S0%、R100%、gain30%。 少しアタックの部分を強調する設定が定番です。 そして正直なところ、今回の音色ではオシレーター波形の重ね方とローパスフィルターの設定がほぼ全てです。 明るく派手な音にしたければカットオフを開きめ、落ち着いた音にしたければ閉じめで。 また今回、フィルターが閉じていても多少倍音が抜けてくるようにLP1を選択しましたが、より強力に倍音をカットするLP2を使ってもいいです。 LP1/LP2の使い分けは、倍音を多少抑えたいときにLP1、切りたい時にLP2という感じで考えておくのがいいかもしれません。 というわけで完成。 ●サンプルソング(コーラスとディレイをかけてます) 波形を重ねてローパス、というVAらしさがよく出る王道的な音色ですね。 FMやSYNCやLFOなんかも使わなくていいので簡単です。 その分波形の重ね方とフィルターの具合に凝りましょう。 例えば波形をオクターブ重ねにしたり、三角波を使ったり、フィルターはもっと大袈裟にアタックを強調する設定にしたり… 色々と考えられます。 ちなみにこのままフィルターを開ければ明るいリードとしても使えますし、逆に閉じればベースにもなります。 さらに、もっとアタックとリリースをゆっくりにしてフィルターを閉じ気味にするとパッドのような音になったり…と、この音色を覚えると色々と応用が使えて便利です。 |
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