幻想的シンセパッド DreamStationの3オシレーターを活かし、倍音の豊富なパッド音を作ってみたいと思います。 そして今回は少し、無調的なといいますか、幻想的なものをイメージして。 今回のセッティング↓ ![]() 1.オシレーター2と3をONにし、1でPulse波、2と3で鋸波を選択。 倍音の豊富な音、と言えばまず(減算式シンセは)矩形波か鋸波になってくると思います。 2.オシレーター1の[pwidth]を20%に。オシレーター2のfineを20%に。オシレーター3のtuneを30%、Volを70%に。 まずオシレーター1では、パルス幅を設定してやり、倍音の多い感じに調整。 2はすこーしデチューンして、厚みと広がりを持たせます。 3では1に対し完全5度の音程で積む形にし、浮遊感を出しています。 ただし3の音が大きすぎると曲にした時に不自然になりがちなので、あくまで味付け要素として、音量は控え目にしておきます。 3.アンプの設定。A50% D50% S100% R70% gain50%。 ゆっくり立ち上がって、リリースも多少残るふわふわとした感じです。 このエンベロープは案外重要で、パッドに聞こえさせる大事な部分です。 アタックタイムを速くすれば普通にリードになっちゃったりするので。 4.フィルターをONに。LP1を選択しcutoff30% reso10%。 今回は、ローパスフィルターを「音色の明るさ調整」という明確な意図を持って使います。 なので明るくしたければカットオフをもっと上げるなり、暗くしたければ下げるなりしてみてください。 ただしこの後のエンベロープの設定も一緒に気を使いつつで。 レゾナンスは軽〜くひねりましたが、使わなくても別にOKです。 5.今回重要な、フィルターエンベロープ。A70% D90% S50% R100% gain30%。 ここの設定で「ふわ〜」とスウィープする音色になってくるので、是非こだわりましょう。 音色変化があると、1音1音が表情と説得力を持ち、強力なパッドになります。 アタックが遅すぎる場合など曲によってあるので、その辺はその都度調節するのがよいでしょう。 6.ユーザーエンベロープをON。[PW]を選択し、A0% D40% S100% R100% gain30%。 軽く、パルス幅に変化をつけてさらに音に表情を加えます。 パッド音は繊細なのでこういった工夫が効果が大きかったり。 さぁ、これで表情のある幻想的なパッドが完成しました。 「幻想的」の根拠は、常に5th(正確にはちょっとズレてる)が伴うので曲で使うとちょっと面白いんですよね。 あるいは4thにしてみるのもありですね。 今回はフィルターの設定が大重要なので、曲によって煮詰めることをオススメします。 音作りとしては、シンプルなリード等よりは色々な機能を使っていますがLFOも余っていますしまだ作りこめます。 ただし機能は使えばいいというものでもないという難しさもありますね。 ●サンプルソング この音色をどう使っていくかですが、ストリングスアンサンブルの代用的役割・コード系をはじめとして 本講座の他の項で解説しているエレピやベルと重ねてやったり、ポルタメントをかけてリードとして使ってみるなんていうのも面白いと思います。 |
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