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DreamStation DXi2
CakewalkのSONARシリーズに昔から付属しているオーソドックスなVAシンセ。
一応アナログフィジカルモデリングを謳っています。

基本的にはミニモーグなどの古き良きアナログシンセの構造を模倣しており、特に変わった要素は持ち合わせていません。
3基あるオシレーターの波形はSine・Saw・Triangle・Pulse(Square)・Noizeから選択可能。
フィルターは基本的なものからフォルマントフィルターという変り種まで含む5タイプでキーボードトラッキング付き。
アンプとフィルターに馴染みの深いADSR式エンベロープで、1基のLFOその他という仕様です。
FMやRingやSyncにパルスワイズと、オシレーターのモジュレーションも持っていますから一般的なVAで作る音は大体作れるでしょう。

音のほうは若干チープな印象がありつつも滑らかでアナログっぽい暖かい音です。
鋸波なんかは多少独特のキャラがありますし、基本的に普通ですが色々と使いやすい音ですね。
フィルターのかかりもしっかりしていて自由度の高い音作りが楽しめます。
ベースに使えば締まりのあるいい感じの音が得られますし、リード等に使っても芯があり抜けの良い音が得られます。
FMもなかなかキレイにかかるので、エレピとかベルも作れますね。
個人的にオシレーターは2つだとちょっと物足りないので3つあるもの嬉しいところ。


全体的にオーソドックスなアナログの形式をなぞっているこのDreamStationですが、ちょっと変わったところを取り上げますと
まずオシレーターのノイズが少し面白いです。
わりとシンセに搭載されたノイズジェネレーターというと「サー」というホワイトノイズが多いように思うのですが
DreamStationは荒れたピンクノイズというか、ピッチを高速でランダムに変化させて擬似的にノイズにしたみたいな音なんですよね。
これがなんというか、ファミコンっぽい音で面白いです。ちなみにピッチを上げていくとホワイトノイズっぽくなります(聴感上のことですが)。
 あとはなんといっても、フォルマントフィルターがいいです。
フィルタータイプのひとつで、他のタイプと併用することは出来ないんですが、声のような音を合成出来ます。
適度にエグくてかなり好印象。このフィルターはDreamStationのオシレーター以外のソースも通してみたくなります。

そしてなんといっても私がこのDreamStationで気に入っているのはコンパクトなインターフェースと操作性。
今の時代、特に多機能な部類のシンセではないと思われますがこのくらいの機能の絞り込みだと全体を把握したまま音作りがしやすく、作業時間も短くて済みます。
負荷も軽いですし、色々な意味で非常に使いやすいシンセですね。

難点を挙げるとすると、エンベロープ関係の仕様が少し微妙なのと、LFOが遅い・対象が少ない、アナログシンセの奏法として定番のモノレガートモードが作れない等があります。
総合的には、結構使えるシンセだと思いますよ。

●サンプルソング
サンプルソングはサイトのMusicにアップしているもの。リズム以外がDreamStationで、エフェクトは色々と使っています。

KuroオリジナルDreamStationパッチ40個ほど(.dsi)
よろしければお使い下さい。

余談:DreamStationに関してはサイトで解説講座もやっているので、興味があればそちらも。


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